#エデュケーション

世界中でロングヒット「トレーディングカードゲーム」
新時代のエンターテインメントを創造する会社とは?

ブシロードの人気TCG英語版開発を担い、
シンガポールから世界へ発信!

「Bushiroad International」を指揮する
二人のトップにインタビュー

次世代エンターテインメントを創造し、世界的に数多くのファンを持つ「ブシロード」。
来年10周年を迎える大ヒット作「カードファイト‼ ヴァンガード」などを生み出し、アニメ、 コミック、舞台、モバイルゲーム等、メディアミックス展開で業界を牽引する存在です。



ここシンガポールでも、海外の本社機能として設立された「Bushiroad international」 で、英語版のトレーディングカードゲーム(TCG)やモバイルゲームを開発し、世界に発信中。 今回はその指揮を執り、多国籍なチームを率いるCEOの服部さんとTCG事業責任者のRudyさんにインタビューさせていただきました。



Bushiroad International CEO
服部大輔さん

エンタメ業界歴15年以上。GREE子会社取締役、バンダイナムコスタジオバンクーバーSenior Vice Presidentを経て、Bushiroad Internationalにモバイルゲーム事業責任者として参画。2019年より現職。圧倒的な知識と語学力でグローバルな舞台で活躍。若いローカルスタッフたちからの信頼も厚い!




Bushiroad International TCG事業責任者
Rudy Ngさん

ブシロード入社7年目、現場の営業・開発を経て、現職。海外発の”Ascendants of Aetheros”と ”Dragoborne” の企画段階から携わる。現在は英語版TCGの営業、制作、マーケティング、イベ ントの責任者として従事。「ゲームデザイン」の学位を持ち、TCG開発が天職!プレイヤーたちの興奮や喜びが仕事へのモチベーションに。






“オープンコミュニケーション”で多国籍なチームをまとめ
ニューノーマル時代の働き方を切り拓く

♦「Bushiroad International」とはどのような会社ですか?

(服部さん)2010年にトレーディングカードゲーム(TCG)のグローバルマーケット開拓のために設立された、株式会社ブシロード(本社東京)の子会社で、2018年からはモバイルゲームマーケットにも参入しています。現在、社員は30名以上、うち日本人は数名で、シンガポール人を中心に、韓国人、中国人、マレー人とさまざまなバックグラウンドを持つチームです。また、北米・南米マーケットの開拓のため、2012年にアメリカに「Bushiroad USA」を子会社として設立しています。


♦日本とシンガポール、相互の文化理解のために取り組んでいることはありますか?

(服部さん)もともと「Bushiroad International」に入社している社員は、日本のアニメ・ゲームなどのエンタメ文化に興味を持ってくれている方が大半で、実は8割以上がある程度日本語ができる人材です。また、ブシロード創業者である木谷が約3年半シンガポールに拠点を移していたということもあり、シンガポール側の事情を理解してくれているので、日本とは異なるルールでの運用をすることができています。内部では、とにかくオープンコミュニケーション! 社員からの フィードバックに対するアクションを素早く起こすことで、社員一人ひとりが働きやすい環境になるよう意識しています。


♦テレワークが多い今、社内コミュニケーションを円滑にする工夫を教えてください。

(服部さん)さまざまな外部デジタルツールを駆使しています。グループ全社で使っているコミュニケーションツール、シンガポールとアメリカで共同活用しているタスク管理ツール、テレビ会議ツールなどを使用中。テレワークを始める前は、どこまで効率的に今までオフィスでやってきていたことをできるのか不安もありましたが、運用してみるとそれほど問題もなく、逆にオフィスまでの移動時間が削れるなど効率的な面もあります。ただし、なにか新しいことを始めようとしたときや、信頼関係構築にあたっては、顔を合わせたほうがよいと思っており、今後はバランスを取った運用ができればと思っています。






友情を育みながら楽しむ、熱い“対面勝負” がTCG最大の魅力
世界中のプレイヤーを巻き込みつつ、TCG発展を目指す

♦トレーディングカードゲーム(TCG)の魅力とは?
世界中で人気の理由を教えてください。

(Rudyさん)TCGはデジタルゲームとは異なり、テクノロジーが発達した現代でも物理的な人との交流を生むことができ、新しい友達を作る機会を増やしてくれます。 ロールプレイング、対戦相手との熱い対面勝負、新しい友達を作り一緒に長い時間プレイをする楽しみ、これらの組み合わ せが、TCGが絶大な人気を集める理由であると私は考えています。 また、TCGをプレイすることそのものの魅力は「万能の存在になってユニットを召喚し、最高のスキルを使って相手を倒すことができる!」という点にあります。それは勝つか負けるか、あらゆる可能性から選択を繰り返していくという点でチェスと似ています。


♦商品開発に対するやりがいを感じるのはどのようなときですか?

(Rudyさん)イベント会場などで、プレイヤーの方たちが新しいカードをデッキに組み込むのを待ちきれないように、興奮しながら商品を開封しているところを見るときに最もやりがいを感じます。彼らが欲しいカードを引いたときの喜びを共に感じた瞬間はプライスレスです!


♦ヴァンガードは来年10周年となりますが、ロングヒットの理由を教えてください。

(Rudyさん)ヴァンガードのゲームの仕組みはこれまでにTCGをプレイしたことがない人にとって も非常に始めやすいものです。しかし、ゲームを深く掘り下げていくとゲームの中にある複雑さに気づいていくので、長い間、遊び続けてくれているのだと思います。


♦ヴァンガード10周年で特別に企画されていることなどはありますか?

(Rudyさん)10周年記念の目玉として、来年は「overDress」という新作アニメを用意しています。まだ詳細はお話できないのが残念ですが、追って公式チャンネル(https://10th.cf-vanguard.com)でお知らせする予定ですのでぜひともご確認ください!


♦Rudyさんが描くTCGの展望についてお聞かせください。

(Rudyさん)私たちは常に世界各地のゲームコミュニティの成長を支えていきたいと思っています。南アフリカやイスラエルなど多くの地域から公式トーナメントを開催してほしい!というメールが届いており、それらの実現のために力を尽くしています。ブシロードのカードゲームは現在、世界19か国以上で販売中。今後もゲームの楽しさを皆さんと共有していけたらうれしいです。将来的にはデジタルカードゲームとTCGの垣根をなくして、皆さんにいつでも好きなブシロードTCGを楽しんでもらえるようにしたいと思っております。


いつでもどこでも一人でも楽しめちゃう!
スマホアプリ「Vanguard ZERO」

トレーディングカードと同じベースのルールで楽しめるモバイル版。
まだカードを持っていない君もまずはエントリー無料のモバイル版でトライ!
開発に携わる服部さんに、お話伺いました。



♦TCGをモバイルゲーム化する際、工夫したことは?

(服部さん)「Vanguard ZERO」は、TCGのヴァンガードをベースとして、モバイルゲーム経験に最適化したルール変更を取り入れています。TCGは遊ぶ時間をしっかりと設けて相手と同じ空間でプレイするのに対して、モバイルゲームは空き時間など、より短いセッションで楽しめるよう工夫しました。


♦ゲームを楽しむアドバイスをお願いします!

(服部さん)「Vanguard ZERO」は、もともとTCGをやっていた方だけではなく、新しくヴァンガードを始められる方にも楽しんでいただけるゲームです。丁寧なチュートリアルや、アニメのストーリーを最初から追ってご体験いただけるストーリーモードも搭載。何より無料でプレイ可能なので、ぜひお試しください!


♦「Vanguard ZERO」今後の展開は?

(服部さん)2011年より放映しているアニメストーリーを、順を追ってゲームに導入してきましたが、(シンガポールで展開している英語版では)11月からはいよいよ人気シリーズ「リンクジョーカー編」が導入されます!




まだまだ訊きます!
服部さんとRudyさんにインタビュー



♦お二人が「Bushiroad International」に就職を希望された理由とは?

(服部さん)Bushiroad Internationalの前CEOと前職からの知り合いで、「ブシロードという面白い会社で、グローバルマーケットを対象にモバイルゲーム事業を立ち上げるが一緒にやらないか」と声をかけてもらい、入社を決めました。

(Rudyさん)私は、ゲームデザインの学位を取得した後に参加した就職説明会でブシロードと出合いました。当時、私はアニメやゲームに夢中だったのでブシロードという会社は私にとって最高でした。入社することができてとてもラッキーです!


♦ブシロードの生みの親、木谷高明会長の存在についてお聞かせください。

(服部さん)私が今まで関わってきたトップの中では、断トツで現場把握・指示が的確な方です。現場力という意味では、本人自らシンガポールで約3年半、指揮を執られていたことが体現しています。こちらにいらっしゃった際も、率先して定例のTCGショップ訪問をしたり、現場把握を踏まえた施策指示などを出されていました。この他にも、色々と驚かされる特徴をお持ちなのですが、 長くなるので、ここでは割愛します(笑)。

(Rudyさん)木谷会長は常に会社の将来を見据えている非常に尊敬できる存在です。木谷会長の豊富な知識と観察眼を通じて発信される会社のビジョンは、私たちが正しい方向に進んで仕事を行っているという自信を与えてくれます。意思決定を行う際に細部まで注意を払う姿勢を見て、もっと良いものを作りたいと思うようになりました。


♦「Bushiroad International」の今後の展開を教えてください。

(服部さん)来年の「ヴァンガード」10周年の各種展開の仕込みを進めており、より多くのお客さまに「ヴァンガード」を楽しんでいただけるようにしていければと考えています。TCG事業は、まだまだコロナの影響で、世界大会の開催ができておりませんが、小規模なものから少しずつ開催しつつ、来年の秋からの世界大会はぜひ開催できればと思っております。モバイルゲーム事業においては、日本からのゲームのローカライズだけではなく、現地から発信する新しいタイトルを手掛けていきたいと思っているのでご期待ください!

(Rudyさん)私たちの大きな目標は、全世界・全言語でトーナメントを開催して、プレイヤーの皆さんの身近に楽しく遊べる場所を提供することです。弊社スタッフがトーナメント運営のために世界中を回るなかで、プレイヤーの方たちがゲームを楽しむ様子を見ることは私たちの大きな喜びです。


♦ブシロードの一押しコンテンツは?

(服部さん)当社グループは「IP(=知的財産)ディベロッパー」という事業戦略を掲げており、メディアミックスを通して、IPの創造に取り組んでいます。そのなかで昨年度、IPとして初の売上 100億円を「バンドリ!」が達成しております。海外においても、「バンドリ!」のモバイルゲーム、アニメ字幕版、TCG展開をしているので、ぜひどれからかご体験いただけると!

(Rudyさん)「ヴァンガード」に関してはすでに前号でお話しましたので、「ヴァイスシュヴァルツ」をTCGとしてオススメします。「ヴァイスシュヴァルツ」は主にさまざまなアニメ作品を一堂に会したTCGで、アニメファンとしてはゲームの中でアニメの色々なシーンが再現されているところがたまりません! 最近「モブサイコ100」というタイトルのリリースを発表しました。熱い対戦ができるのを楽しみにしています!


♦お二人の趣味やお勧めのシンガポールスポットなどを教えてください。

(服部さん)コロナ禍で在宅勤務が続いていることなどで、運動不足から体調が優れないこともありましたが、今まであまり活用してこなかったコンドのプール・サウナ・テニスコートを多用する ようになっています。運動すると気持ちがいいですね!

(Rudyさん)私の趣味は、ゴルフ(かなりのゴルファーです!)、あらゆる種類のゲーム、楽器の演奏(ドラムとギター)です。シンガポールに初めて訪れる人が来るたびに、マリーナベイゴルフコースにお連れしてディナーをするのが大好きです。そこで食事をしながらスカイライン全体の美しい景色を眺めています。



友情を育みながら楽しむ熱い“対面勝負”がTCG最大の魅力ですよね!と語るお二人。
世界中でロングヒットのトレーディングカードゲームを生み出し、新時代のエンターテインメントを創造する「ブシロード」。そして、海外の本社機能としてシンガポールに設立された「Bushiroad International」の今後の展開から目が離せません。
☞今回インタビューさせていただいた「Bushiroad International」の情報はこちらから