Child Raising

【モンテッソーリから学ぶ幸せ育児】
イヤイヤ期

イヤイヤ期

~ママから子どもへ「エール」を送る方法~

靴を履いて出かけようと思ったら、イヤイヤ。着がえさせようとしたらイヤイヤ。2歳頃になると、自分の意思や自己主張が出てきて、なんでも自分でやりたい!という欲求が湧いてきます。でも自分の体をまだうまくコントロールできず苛立ってしまう……。魔の2歳、第一反抗期の到来です。


モンテッソーリ教育の創始者、マリア・モンテッソーリはたくさんの子どもを観察して「発達の法則」を発見し、それに従う教育法を築きました。モンテッソーリ教育の子どもたちは反抗期がないって本当ですか?とよく尋ねられます。実はその時期の子どもの発達の法則を把握し、子どもの主張や考えを理解し対処すれば、子どもとの大きなぶつかりを回避することができるのです。


2歳頃は「秩序」や「小さいもの」に対してこだわる時期、またそれまでに習得した動きやスキルをさらに調整し洗練させていく時期です。子どもは一人ひとり、何かを習得する自然からの課題を日々持っています。何のためにこだわり、何を習得しようとしているのか、と見守ってみましょう。すると、子どもが今日の成すべき課題に真摯に取り組んでいる姿にエールを送り、その子どもに合った対応と言葉がけができるのです。


【この時期に家庭でできる子どもへの支援】
① 同じ順番、場所、やり方へのこだわりを乱さない
② 自分でできるように大きさや数、環境を整え、自分でやらせる
③ 行動を予告し、理由や内容を説明し準備させる
④ 大人の判断やニーズはさて置き、「自分で選んでやってごらん」と任せる
⑤「 自分でやりたい」という気持ちに寄り添い、見守り、待つ


【グズリ始めてママがイライラするときの対応】
① 一旦距離を置き、子どももママも落ち着く
②「何が気に入らないの?」など子どもが回答不能な質問はせず、衝突を避ける


自分でやらせてあげることで手が器用になり、身体機能の発達も促されます。そして「自分でできた!」という達成感の積み重ねで自尊心が培われ、挑戦する勇気と意欲が養われていきます


イヤイヤ期として諦めるのではなく、子どもの声に耳を傾け、何がしたかったのか?と考えてあげるだけでもお子さんの姿は変わるかもしれません。イヤイヤが始まったら、映像を巻き戻すようにイヤイヤが始まる前の状態まで戻ってみて何がしたかったのかな?と一緒に考えてあげてください。お子さんに寄り添ってあげるだけで、きっとイヤイヤが減ってきますよ


今までできなかったことができるようになる、それが成長。誰でも新しいことをするには初めての日があり、初めから何でも上手にできるはずはありません。


さあ、おおらかに忍耐強く取り組みましょう。だってイヤイヤ期は子どもの自主性を育み、ひと回り成長するために必要な、とても大切なステップなのですから。



教えてくれたのはこんな人

三杉ももよ
AMIモンテッソーリ乳幼児国際コース卒。
Xaver Universityモンテッソーリ初等教育専攻卒。
日米星で本物の教育を追求し続け30年。
3言語教育実施園 ARTS JUNIOR MONTESSORIPRESCHOOL園長。

Arts Junior Montessori
11 Chang Charn Rd Shriro House #02-02
☎ 6272-1332/9185-8804(日本語可)
Email: artsjuniormontessorijap@gmail.com
www.artsjuniormontessori.com
FB: Arts Junior Montessori

◆ 対象年齢:18か月~6歳
◆ 週2日$900~、週5日$1,200~
◆ 英語・日本語・中国語の3言語環境

2か月からの「乳児クラス」や未就園児「ピカソクラブ」、
小学生のための英語モンテッソーリ放課後クラス「π-club」もあり。
※ピカソクラブ:毎月第3火・木 実施( 教材費+おやつ代 $10)
※π-club:月~金 13:00~19:00、土 7:00~14:00  週2回~週6回/$260~$600