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【KOMABA便り】
「小学校受験」との向き合い方

海外キッズも“安心”
KOMABA便り

「小学校受験」との向き合い方

「小学校受験」や「お受験」という言葉を耳にすると、皆さんはどんなイメージをしますか?
もしかすると「詰め込み教育」や「受験競争」といった印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。たしかに時代を遡れば、そういった側面もありましたが、現在日本で行われている小学校入試は詰め込み教育や機械的なトレーニングだけで対応できるものではなく、より豊かな思考力が問われるように変化してきています。


先日、学習塾KOMABAでは、日本の幼児教室「こぐま会」代表の久野泰可先生にご登壇いただき、小学校受験に関するオンラインセミナーを実施しました。その中で久野先生が繰り返し仰っていたのは、「自ら考える力」が何よりも大切であるという点です。試行錯誤して身につけた力こそ、応用できる力であり、それが入試においてのみならず小学校入学後も学習の基盤となります。


そのために大切なのは、難しいペーパー問題を何十枚、何百枚……とこなすことではありません。まずは具体物を用いた学習を通して、幼児期の基礎教育を徹底することが実は入試対策になります。



つまり、幼児期の基礎教育の充実と小学校受験は相反するものではなく、小学校受験という一つの通過点に向けた学びが、将来の学びの基礎をつくると言えるのです。


子どもは本来「学び」に対して貪欲です。新しい「学び」に出会うと目を輝かせて楽しそうに取り組みます。受験という目標の有無にかかわらず、そうした主体的な学習の繰り返しが子どもたちの成長には不可欠です。ぜひお子さまと一緒に「学び」を楽しんでください!





教えてくれたのはこんな人

川口美波 先生
カンボジアでの教育ボランティア活動を経て、2012年にシンガポールへ。学習塾で幼児から高校生対象に国語指導を行う。幼児教育からIB日本語、受験国語まで幅広い日本語学習に対応。

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自律と自立を育むシンガポールの学習塾 KOMABA
● 対象は幼児・小学生・中学生・高校生

〈オーチャード校〉
19 Tanglin Rd #03-01 Tanglin Shopping Centre
☎ 6736-0727
Email:komaba@cradle.asia
www.cradle.asia

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