今日のキヅキ

新生活と「色の呼吸」

日本人にとって4月は新たな人生のステージの始まり。
新学期、新年度、新生活……そんな新たな人生の1ページにドキドキわくわく、希望を胸に日々を過ごされているかもしれませんね。一方で、今まで慣れ親しんだ環境が変化することに不安や恐れを抱く方もいます。自分は新しい人間関係や環境についていけるのだろうか、馴染めるのだろうか、置いてきぼりを食らわなないのだろうか、いろいろ思案してしまいます。


この季節は、どちらのタイプの方にとっても、フワフワ・ソワソワと落ち着かないものでしょう。地に足がついていない、グラウンディングできていない、そんな状況に陥りやすいです。落ち着かないなと思ったときは、ぜひ「色の呼吸」をしてみませんか？


呼吸は、酸素を取り入れるだけでなく、私たちの周りの良い「気」を取り入れ、不要なものを排出します。身体を維持する上で重要な役割を担っているだけでなく、ミディアムやスピリチュアル・ヒーラーにとってもとても重要です。大きな呼吸でスピリット・コミュニケーション（霊界通信）に必要な自分自身のパワー（エネルギー）を上げたり、静かな呼吸で「自分の意識」を小さく整え、ヒーリング・エネルギーを送りやすくします。


私たちの普段の生活に取り入れられる「色の呼吸」はどのようなものかというと……ご自身の想像力をフルに活かしてくださいね。色のついた美しい光が自分の周りに集まってくるところを想像し、その色をめいっぱい吸います。足の先から順に体の中心へ、そして手の先・頭の先までその色の光で身体中を十分満たすイメージをしてみましょう。そして、頭の中の雑念を吐き出しながら、色が全身に行き渡るまでは大きな呼吸をして、その後、静かな呼吸に切り替えて数分間。


「明るい赤い光」は私たちを落ち着かせ、地に足をつけることを促します。不安定な気持ちを落ち着かせ、生きる力をもたらします。「オレンジの光」は私たちに元気なパワーをくれます。「黄色い光」は私たちの不安を取り除き、新しいことに挑戦するエネルギーをもたらします。「グリーンの光」は癒しの光。私たちの気持ちを穏やかにしたり、愛で満たし満たされることを手助けしてくれます。「爽やかなブルーの光」は創造力や表現力を活発にし、良いコミュニケーションのサポートとなるでしょう。「美しい濃紺・紫の光」は自分の直感を研ぎ澄ませ、数々のインスピレーションを与えてくれます。

もちろん自分の好きな明るい色を選んでも、複数の色を使っても大丈夫です。その色で呼吸をしてみましょう。


本当は瞑想が自分を整えるのに一番適していますが、時間がなかったり、瞑想するのが苦手でしたら、気が向いたときに数分程度、自分に必要な色の光を呼吸をしてみてください。きっと気持ちが落ち着き、続けることにより何かが変わる実感が得られるでしょう。

● まとめ ●

呼吸はとても大切です。色のついた光をイメージしながらの呼吸で心の波動を整える習慣をつけてみましょう。もし時間がないようでしたら、大きく数回、深呼吸するだけでもいいです。気分がポジティブに変わり、視界もスッキリ。今、気になっていること、悩んでいること、困っていることも、心が落ち着けば、何かしら新しい視点が見えてくるかもしれません。

教えてくれたのはこんな人

佐野 仁美
「LA VITA」代表。バッチ財団登録プラクティショナー・ティーチャー、シンガポール登録心理カウンセラー、スピリチュアリストなどとして活躍。
大手金融機関で25年に及ぶ会社員生活を経て、心理学や哲学などさまざまな学問を学び、心の癒しのお仕事へ。

「LA VITA」
詳細はWEBにて☟

◆ ミディアムやヒーラー、ご自身の魂の軌跡に興味のある方へ
スピリチュアリズム・魂のフィロソフィー講座
（1回2時間の講義・瞑想・実習、計10回、オンライン開催）

◆ オンライン瞑想会（月土朝）お茶会（月1回）
無料で開催しています。お気軽にどうぞ　※詳細はWEBにて

お申し込み・お問い合わせ
Email：lavitasingapore@gmail.com
☎ 8113-5731（SMS）