#Life Conscious

【小さなキヅキのススメ】
ペットの気持ち

今日のキヅキ

ペットの気持ち

ペットは家族の一員です。犬や猫だけでなく、ウサギやハムスターや小鳥もポピュラーですね。シンガポールにはペットショップも多いのですが、「SPCA」といった動物保護団体からペットを引き取り里親になる方も増えてきています。私も猫二匹と暮らしています。自粛期間中はこの子たちの存在に本当に癒され助けられました。


ペットを飼っていれば、その感情を察することができる飼い主さんがほとんどですよね。人間ほどの複雑な感情は持っていませんが、ペットにもさまざまな感情があります。怒ったり、喜んだり、楽しんだりと、見ているだけでその感情が伝わってきます。また、私たちが悲しんでいるときは、犬や猫はそっと側に寄り添ってくれます。


ペットにも魂があり、肉体の外側にオーラというエネルギー体に感情が現れます。「いま遊びたい気分なのかな」「私のこと心配してくれているみたい」これは妄想ではなく、無意識にちゃんとオーラからペットの感情を受け取っているということです。日本のテレビ番組でペットと話す霊能者がいましたが、この能力に非常に優れている方と言えるでしょう。


愛するペットたちは、私たちほど寿命は長くありません。病気や怪我もします。言葉を発することができないため、私たちはその痛みや苦しみを察することしかできません。そして彼らは黙ったまま虹の橋を渡って行きます。ペットを亡くすということは本当に辛いことです。喪失感とともに、自分が何もしてあげられなかったという無力感も味わいます。そのペットたちが虹の橋を渡った後も元気で暮らしていると知ることができたら、どんなに救われるでしょう。


多くのミディアム(霊媒)を通じ、高級霊はペットの霊界での暮らし方を伝えてくれます。その一例ですが、たくさんの愛を受けたペットは死後、霊界に行き、ペットのお世話を自ら希望された方によって地上での疲れを十分癒すそうです。大丈夫です、ペットは亡くなった後もたくさんの愛を受けて幸せに過ごします。そしてペットたちは生前に受けた私たちの愛情を決して忘れません。


また、ペットとの霊界通信(ミディアムシップ)を通じて、ペットの魂が今、何を思っていてどう過ごしているかを知ることも不可能ではありません。ただ、人間ほどの複雑な知能や感情を持ち合わせていないため、どこまで詳細に気持ちを伝えてくれるかは、ペット次第です。では、亡くなったペットと再会はできるのでしょうか? 私たちが地上人生を卒業したとき、先に亡くなったペットは必ず迎えにきてくれます。再会を果たし、しばらく楽しいひとときを過ごすことができるでしょう。




● まとめ ●

愛するペットとの絆は、しばらくは失われることはありません。「しばらく」というのは、霊界の時間軸は地上とは違うので私たちの時間で何年、何十年、何百年か分かりませんが、ペットはたくさんの愛を受ければ受けるほど、地上でも霊界でも、私たちに無条件の愛を返してくれます。地上で一緒にいる時間は限られていますが、その時間を大切に過ごしましょう。




教えてくれたのはこんな人

佐野 仁美
「LA VITA」代表。バッチ財団登録プラクティショナー・ティーチャー、シンガポール登録心理カウンセラー、スピリチュアリストなどとして活躍。
大手金融機関で25年に及ぶ会社員生活を経て、心理学や哲学などさまざまな学問を学び、心の癒しのお仕事へ。

「LA VITA」
詳細はWEBにて☟

◆ ミディアムやヒーラー、ご自身の魂の軌跡に興味のある方へ
スピリチュアリズム・魂のフィロソフィー講座
(1回2時間の講義・瞑想・実習、計10回、オンライン開催)

◆ オンライン瞑想会(月土朝)お茶会(月1回)
無料で開催しています。お気軽にどうぞ ※詳細はWEBにて

お申し込み・お問い合わせ
Email:lavitasingapore@gmail.com
☎ 8113-5731(SMS)

連載 こちらもおすすめ