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【小さなキヅキのススメ】
シンボルを生かしてみる

今日のキヅキ

シンボルを生かしてみる

世の中にはたくさんのシンボルやラッキーアイテムと呼ばれるものがありますね。
例えば、四つ葉のクローバー。ラッキーなシンボル(象徴)とされ、昔から「押し花」にしてしおりを作ったり、キーホルダーを作ったりと、身に付ける人もいるようです。
白いハトは、平和の象徴だとか、愛、勝利、幸運をもたらすとも言われています。
古くは旧約聖書の「ノアの方舟」のエピソードで、大洪水の状況を知るためにノアが一羽の白いハトを飛ばせたところ、オリーブの枝をくわえて戻ってきたことから、平和の象徴と言われてきました。
もっと身近なところでは、ハートマークなんていうものもありますね。
ハートマークが大好きな女の子も多いです。

シンボルは、ギリシャ語が語源で「一緒になる」「合言葉」「割符」などの意味でした。
今では何かの象徴、印、記号として使われています。
数々のシンボルは、宗教や神話、故事、民間伝承などからも伝えられ、世界各国にさまざまな図形、動物、植物、アイテムなどのシンボルがあります。
それだけでなく、数字やアルファベット、五十音、色など、いろんなものがシンボルになり得ます。

瞑想中や、スピリチュアルなセッション、特にスピリットガイドからのメッセージを受け取るセッションをしているときに、シンボルを受け取ることがあります。
光、クリスタル、狼やフクロウ、蝶、蓮や薔薇の花、虹や星、十字架……そういったものを感じたり、見えたりしたら嬉しいですよね!
それと同時に、それがどんな意味があるか、知りたくなってしまいます。
インターネットやスピリチュアルな本で調べれば、皆さんが感じたシンボルの一般的な意味が分かります。
私の持っている分厚いシンボル辞書(英語)には何千ものシンボルの意味が紹介されています。

でも、ちょっと待ってください。
それは一般的な意味であって、皆さんそれぞれに当てはまるとは限らないのです。
例えば、白い羽のイメージを感じた場合、ある人にとっては「誰かに守られている」という意味かもしれませんし、他の人には「飛躍」や「上昇」という意味でしょう。
「自己犠牲」と解釈されるかもしれません。そしてダチョウの羽、白鳥の羽、カササギの羽……その種類によって意味合いが違ってきます。

ではどうやって自分にとっての意味を見つけたらいいでしょうか。それは、瞑想です。
瞑想中にシンボルのインスピレーションを受けた場合は、別の日に改めて瞑想してください。
まずは呼吸を整え、そしてそのシンボルを頭の中に描いてみます。
そして「このシンボルはどういう意味でしょう」と自分のスピリットガイド(指導霊)に尋ねます。
そのあと、そのイメージを手放します。自分の先入観を外すのがポイントです。
何も見ず、何も考えず、ただただリラックスして静かな時を過ごします。答えは瞑想中に来るとは限りません。
ひょっとしたら次の日、1週間後、1か月後かもしれませんが、そのインスピレーションからくるシンボルの意味を大事にしてみてくださいね。




● まとめ ●

シンボルの意味は人それぞれ。
心を落ち着け、瞑想をしながら、既成の意味にもご自分の先入観にもとらわれず、ぜひ本当の意味を探ってみてください。
それが「今」のご自身に必要なメッセージとなることでしょう。



教えてくれたのはこんな人

佐野 仁美(Hitomi Sato)
「LA VITA」代表。バッチ財団登録プラクティショナー・ティーチャー、シンガポール登録心理カウンセラー、スピリチュアリストなどとして活躍。
大手金融機関で25年に及ぶ会社員生活を経て、心理学や哲学などさまざまな学問を学び、心の癒しのお仕事へ。

「LA VITA」
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