教えてSAYA先生!
ヨガの呼吸法と瞑想
―おうちでマインドフルネス―
マインドフルネスとは、今この瞬間に意識を向けるということ。
呼吸を整え、瞑想をすることで、自分と向き合う時間を作ってみませんか?
ヨガが呼吸法を大切にする理由とは?
ヨガとはマインドのための科学であり、呼吸とマインドは密接に関係しています。呼吸を深めることで身体への効果はもちろんのこと、『マインドをコントロールできる』と先人たちは考えたのです。
おうちで呼吸法を取り入れるコツは?
身体を締め付けないゆったりとした服装で、心身共にリラックスした状態で行うと良いでしょう。瞑想状態を深めていく為にも感覚を制御していきます。ヨガでは感覚(五感)の制御(=プラティヤハーラ)をすることで、内に向くことができると言われています。
呼吸法と瞑想はどう関係しているの?
呼吸は、マインドや脳と密接な関係があります。例えば、怒っていたりすると呼吸が早く浅くなりますよね? リラックスすればするほど、呼吸は長く深くなっていきます。呼吸法によって身体がリラックスしたり、バランスが整うことで瞑想に入りやすくなります。
呼吸を整えると、どんなメリットがあるの?
ヨガの呼吸法はプラナヤマと呼ばれ、サンスクリット語で生命エネルギーという意味であるプラナを浄化し、バランスを取り、コントロールできるようになるテクニックです。ほとんどが鼻を使って行います。意識的に深くゆったりとした呼吸を行うことで、排気能力が向上して血液やリンパの流れを促進、自律神経の正常化などの効果が期待できます。また、日常生活のなかでも一歩引いて客観的に自分を見る余裕が生まれ、イライラや緊張も緩和できます。
● 精神の安定
● 自律神経が整うことで、免疫力アップ
● 浄化や、血中の酸素濃度が増えることでガンの予防
● 姿勢の改善、安定、インナーマッスルの強化
● 呼吸によって横隔膜を動かすことで内臓をマッサージ
Let’s try!
ヨガの呼吸法&瞑想
〈 呼 吸 〉
① 呼吸法(プラナヤマ)の準備
こちらで紹介しているテクニックは、初心者の方でも安全にできるプラナヤマの準備のための簡単な方法です。
(※プラナヤマについては、指導者について行う方が安全です)
【方法】
● 吸う息と吐く息を同じ長さで行う
● 吸うー9カウント、吐くー9カウント
※9カウントが理想ですが、初心者の方は難しいと思うので、3カウントや6カウントなど3の倍数で行うとよいでしょう。慣れてきたら、少しずつカウントを増やしていきます
② 腹式呼吸
仰向けでも座ってもOK。手をお腹に当てて、吐く息でお腹が平らになっていき、吸う息でお腹が大きく膨らんでいく、お腹の上下の動きを意識しながら呼吸します。
〈 瞑想法 〉
いつも瞑想を行う場所はおうちの中の同じ場所で、お尻の穴を地面につけて安定した状態で座り、(骨盤が後ろに倒れてしまって座りにくい場合はクッションなどをお尻の下に敷く)背筋を伸ばして正面から見ると三角の形になるように座ります。目を閉じたまま、目線は眉間を見るように。呼吸に意識を向けて集中してください。集中が解き放たれたときに、瞑想は起こっていきます。初めての方は「誘導瞑想」のほうがやりやすいかもしれません。
※ZOOMアプリをデバイスにインストールしてください
ご不安な方はテクニカルサポートも対応しています。お気軽にお問い合わせください
教えてくれたのはこんな人
SAYA YOGA & THERAPY STUDIO 代表 SAYA先生
ヨガ指導歴13年。学校や日系企業、ローカルのヨガスタジオや施設等での指導を経て、2016年にオーチャードに自身のスタジオを設立。日本人会でも多彩なレッスンを開講。ヨガ療法士、アーユルヴェーダ、中医学、整体などにも精通する健康美のエキスパート。
SAYA YOGA & THERAPY STUDIOとは
自分にぴったりなヨガに出合える
日本人女性講師たちの魅力溢れるクラス展開
SAYA先生をはじめ、経験豊富でフレンドリーな日本人講師が揃い、多彩なクラスを用意。しっかり体を動かせるクラスから、ゆったりリラックス系、目的がはっきりしているクラスなど、自分に合ったレッスンを選べるのが魅力です。大きな窓が開放的なスタジオは、少人数制で和気あいあいとした雰囲気。フレキシブルで続けやすい料金設定も人気の秘密です。
※教室再開などの情報はWEBをご確認ください
お店の情報
※2020年6月1日時点の情報です。