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【美肌相談サロン】
「膣呼吸」を会得しよう

「膣呼吸」を会得しよう
- インナーマッスルに意識を向ける

3人の子育てと仕事でお忙しいIさん。2か月毎のIPLフェイシャルは、2年目になりました。


I:今日もIPLでお肌にパワー注入をお願いします! 子どもたちの学校が休校の時は、家でオンライン授業を見張っていないといけないし、夏休みに入ったら旅行以外でできることを考えたり。心もお肌も疲労を感じています。


私:お疲れさまです。Iさんが、お子さんのオンライン授業でお忙しかったころ、私はそれまでできなかったことができるようになったんですよ。美容関連ですが。


I:何だろう?


私:「膣呼吸」です。以前、体幹を鍛えるピラティスが知られるようになって、習おうとしたのですが、膣を引き上げる基本の呼吸がどうしてもできず断念して、ヨガに変更しました。


I:ふふ。私もピラティスで、基本の呼吸ができませんでした。膣を引き上げるコツがサッパリ実感できなかったの。


私:膣呼吸(膣トレ)は、骨盤からみぞおちまでのインナーマッスルを鍛える方法です。インナーマッスルは、腹筋や背筋などアウターマッスルと違って感じにくいですが、膣呼吸のアプローチで、長時間よい姿勢を保持しやすくなるんです。立つ、座る、歩くなどの動作を、自然に背筋を伸ばしてできるようになりますよ。疲れにくくもなります。


I:それってお顔のむくみやたるみを防いで、小顔効果がありそう!


私:ご名答。膣呼吸によって、骨盤からみぞおちまでのボディが、無理なく縦に伸びるようになるので、ウェストもくびれてきます。また減量効果も得られると言われています。姿勢を正そうとして背筋を伸ばしても、腰や背中に違和感を感じて持続できない人にお勧めです。健康面では、骨盤の下にハンモック状に付いている骨盤底筋が、妊娠出産や加齢で緩むと内臓下垂や尿漏れ、便漏れの原因になります。膣呼吸は、健康面の予防や美容に有効です。

I:やり方を教えて!


私:仰向けに横になって、足裏を合わせたあぐらの姿勢で行います。
① 息を吐きながら、膣をみぞおち方向へ引き上げます。膣がみぞおちの方へ入っていく感じがつかめると、一緒にお腹は凹んでいきます。
② 息を吸って膣もお腹もリラックス。
①②を繰り返しましょう。先にお腹を凹ませてから膣を引き上げるのは、間違いです。
パーソナルトレーナーのベルジェロン容子さんや村田友美子さんなどの著書がわかりやすく参考になりますよ。


I:コツってありますか?


私:足指でグーチョキパーをやったことはありますか? 日常でやらない事をやろうと脳に指令を出しても、すぐにはできないものです。脳に指令を出しながら、意識を集中してやってみましょう。大丈夫、トライ&エラーを繰り返しているうちにできるようになりますよ。


I:足指は、チョキやパーが最初は笑えるくらいできませんでした! 膣呼吸もトライ&エラーですね。頑張ります!




Point check!

膣呼吸は慣れると、座る、立つ、歩くなど生活の中でいつでも行えるようになります。





教えてくれたのはこんな人

佐藤 薫
エステティシャン。ご主人の独立を機に、1996年より駐妻から一転し、エステサロン「マルリー」の経営者に。日本人ならではのきめ細かなカウンセリングとサービスでファン多し。

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