NO TRAVEL, NO LIFE
シンガポール発!いつもと違った旅案内
魂を揺さぶる絶景ハント
「見たい景色」を求め、これまでに100か国以上旅をしてきた私こと、営業タマコ。
2020年始まって早々、コロナウイルスの流行で旅行どころではないかもしれませんが、第4弾の「絶景ハント」では、珍しい旅先をご紹介します。タマコが撮った旅先での写真をご堪能いただき、旅に出たような気分を皆さんに味わってもらえたらと思います。
営業タマコの旅写真はコチラ
Instagram:sachik0_1007
私が使った旅ルートとして、まとめております。
旅の予算★……5~7万円以内 ★★……10~20万円 ★★★……20万円以上
※タマコの費用です。時期やホテルにより異なります
タマコの勝手にランキング 〈ビール編〉
タマコが旅先で絶対に買うもの、それは“ビール”。お土産に買って帰ることもしばしば。ということで、これまでに訪れた国の中で、「ビールの美味しかった国」5選をピックアップ!
1位:ラオス
2位:チェコ
3位:ジャマイカ
4位:ケニア
5位:エジプト
Galapagos ガラパゴス諸島(エクアドル)
楽園に生きる動物たち、自由すぎるリアルな姿
ダーウィンの『進化論』発祥の地、そして旅好きなら一度は夢見るガラパゴスという地。偶然、友人から誘われ、「一緒に行く!」と二つ返事。シンガポールからの長いフライトを経て、いざ島に降り立ってみると、さっそくいるじゃないか、アシカくん!
噂通り、人を全く恐れぬ動物たちが、島のあちらこちらにゴロ~ンと。動物好きにはたまらないアニマルパラダイスでした。
ガラパゴスゾウガメ。各島で、甲羅などの体の形が異なる。
人間の存在を全く気にしないアシカたち。
カフェのお客さまはアシカくん?
我々人間さまの荷物を取らせてください…
青~い足の、その名もアオアシカツオドリ。タマコが一番好きな動物です。
体がグレー色のウミイグアナ。
● 旅の予算 : ★★★
● タマコの旅ルート : シンガポール ▶ アメリカ(NY) ▶ エクアドル(キト)▶ ガラパゴス(サンタ・クルス島)
● タマコのオススメ旅シーズン : 6~11月の乾季
● 立ち寄りポイント : エクアドルの首都キト
乗り継ぎ時間を利用して、キト旧市街に行ってきました。旧市街が見える丘から夜景を堪能。
Saudi Arabia サウジアラビア
観光ビザ解禁!イスラム教の聖地メッカのある国へ
2019年9月末、嬉しいニュースが。これまでイスラム教徒かビジネス目的の外国人しか受け入れていなかった「サウジアラビア」。それがついに!観光ビザ発給開始。
ということで、さっそく行ってきました。聖地メッカ(イスラム教徒しか入れません)の玄関口となるジッダ旧市街で毎日ゆったりと。まだまだ観光客が少なく、他の中東諸国よりのんびりしていて◎。行くなら今がチャンス!
世界遺産のひとつジェッダ歴史地区。紅海特有の建物が多数残る。
海の上に建つモスク。
サウジアラビアの街には猫がいっぱい。
世界一高く吹き上がる噴水「ファハド王の噴水」。なんとその高さ260m。
このお店、入口が男性用女性用に分かれており、知らずに男性用に並んでいた私。敬虔なイスラム国での失敗談。
サウジアラビアの大人気ファーストフード店です。チキンバーガーを食べました。
● 旅の予算 : ★★
● タマコの旅ルート : シンガポール ▶ サウジアラビア(ジッダ)
● タマコのオススメ旅シーズン : 11~3月の冬季
(夏季は40℃を超える酷暑になるためオススメできません)
※事前に専用サイトにてEビザを取得しますが、ビザ代が高いです。
アルコール持ち込み厳禁、服装注意(私は黒い長袖服を毎日来てました)、Uber便利!
Belarus ベラルーシ
レーニン像も残る、旧ソ連圏の未知なる国
日本人には馴染みの薄い国、ベラルーシ。この国に行ってみようと思った理由は単純。2018年夏から、ミンスク空港での出入国に限りビザ免除で入れるようになったから。訪れてみると、レーニン像がどどーんと佇んでいたり、旧ソ連時代に建てられたであろう馬鹿デカい建物が残っていたり。
しかし暗い雰囲気は1ミリも感じないほどに町角には緑が溢れ、素敵な風景がそこにありました。
ミンスクの街中にある「聖シモン聖エレーナ教会」。
ヨーロッパ最後の原生林「ビャウォヴィエジャの森」にも行きました。
ヨーロッパバイソンも。
首都ミンスク近郊にある、世界遺産「ミール城」と「ネスヴィジ城」。
ロシアとポーランドの間に位置するベラルーシ。お土産はロシア風がほとんど。
● 旅の予算 : ★★
● タマコの旅ルート : シンガポール ▶ 中国(北京) ▶ ベラルーシ(ミンスク)
● タマコのオススメ旅シーズン : 5~10月
● 立ち寄りポイント : 首都ミンスクから郊外の町へドライブ
おススメ:ベラルーシ西部の都市であるブレスト。要塞があり世界大戦の時に激しい戦いがありました。現在は、第二次世界大戦の勝利を記念した要塞を守った英雄達を模ったソ連時代の彫刻が。
Pakistan パキスタン
まさに桃源郷の世界観、杏の花咲き誇る
パキスタンの秘境「フンザ」
私がパキスタンのフンザを訪れたのは4月初旬のこと。フンザに行くなら、杏の花が咲き乱れ、まさに桃源郷の名にふさわしい風景が広がる春先に行きたい!と長年温めてきた計画が、ついについに叶うことに。このフンザという場所、ナウシカの“風の谷” のモデルとも言われており、ジブリ好きのタマコとしては、死ぬまでに絶対行きたい場所の1つでした。実際に訪れた時期が本当に良かったようで、待っていたのは満開の花々。
名だたる名峰を背に、薄いピンク色の杏の花が、それはそれはたくさん咲いていました。
治安の心配があり、現地旅行会社にアレンジしてもらい、こちらでビザを取ることから始めた旅でしたが、また再び、紅葉の時期に行ってみたいと目論んでいます。
杏や桃、りんごの花で谷全体が薄ピンク色に。また細長くそびえるポプラの木。これぞフンザの春の風景。
カラコルムハイウェイで頻繁に見るデコトラ。装飾がとても綺麗。黒白の旗のようなものは魔除けだそう。
標高7,000m級の峰々を抱えるカラコルム山脈に朝日が当たりキラキラと輝く。
枝に沿って花をつける杏。枝先にまとまって花をつける桜。
フンザの村を歩いていると、色白で青い目、茶髪に、すっきりと鼻梁の整った風貌の人々をよく見かけた。
フンザは長寿の里としても有名。男性はウールでできた丸い帽子を被っている。
モスクでのお祈りが終わり、出てきたところ。日本人観光客が物珍しいのか、みんなに見つめられる。
日本人のアルピニスト長谷川恒夫さんの意志を受け継ぎ、奥さまがフンザのために建てた学校。授業は基本英語。
● 旅の予算 : ★★★
● タマコの旅ルート : シンガポール ▶ タイ ▶ イスラマバード(車で20時間)フンザ
● タマコのオススメ旅シーズン : 3月下旬~10月
(春は杏やりんごの花が咲き乱れ、夏は緑、秋は紅葉と四季折々の絶景を楽しませてくれる)
Vanuatu バヌアツ
ドッドッ……ドッカーーン!! 地響きと共に
地球の息吹が火柱となって吹き上がる絶景
南太平洋の83の島々からなるバヌアツ。その中でも今回の旅のハイライトは何といっても、タンナ島にある世界で一番火山口に近付ける「ヤスール火山」。
火山から20km以上離れた我々のお宿からも、消えることのない黒煙が見え、常に周辺の大地は火山灰まみれ。
到着した日の夕方より、火山口に行くツアーに参加。だんだんと暗くなるにつれ真っ赤に煮えたぎる溶岩が鮮明に見えてきて、そのマグマが目の前でドーンという轟音とともに吹き上がる。
噴火の爆音にビックリしながらも、あんなに間近で噴火が見えるとは、ただただ驚愕でした。火山だけでなく、ブルーホールやシャンパンビーチなど、大自然が織りなす絶景スポットがバヌアツにはたくさんありました。
タンナ島に着いたら、こんなオープンカーで宿の人がお迎えに。空港から車で50分、荷台に乗っての移動です。
タンナ島のお宿“ツリーハウス”。シャワールームはあるが、残念ながら水シャワー。
火山だけでない。タンナ島にあるブルーケーブ。海から潜ってケーブ内に入る。
タンナ島で、宿の人達と滝に遊びに。
滝に行った後、HAPPY NEW YEARの村のお祭りに連れて行ってもらいました。みんな陽気!
サント島のシャンパンビーチ。
サント島で美味しいロブスターと、バヌアツ牛のステーキを。
サント島のブルーホール。ここで泳いだりターザンごっこしたり。
サント島で参加した過酷ツアー。大きな岩を登ったり下りたり、渓谷を泳いだりと、とってもハードなミレニアムケーブツアー。
● 旅の予算 : ★★★
● タマコの旅ルート : シンガポール ▶ オーストラリア ▶ バヌアツのエファテ島 ▶ タンナ島/エスピリトゥ・サント島
● タマコのオススメ旅シーズン : 6~9月
● 立ち寄りポイント : フィジーやニューカレドニア経由でもバヌアツ入れます