#ライフスタイル#医療

【シンガポール日本人会クリニック】
しんどいな、ほかの子と違うかも…… と思ったら、気軽にご相談を

大人から子どもまで、メンタルヘルスを守る
ストレスフルで孤独な現代を、穏やかに生きるための “よりどころ”

日本人会2階にあり、36年の歴史を誇る「シンガポール日本人会クリニック」。
一般的な医療サービスに加え、環境の変化やストレスなどからくる心の不調にも、心療内科医と臨床心理士が連携を取りながらサポートしてくれます。

まずは、心療内科医の白井先生が初診にて診断を行い、必要に応じて臨床心理士のカウンセリングをご提案。白井先生は日本では働く人たちの健康を守る産業医としての経験もあり。

白井先生

3名の日本人心理士が常駐し、仕事の悩み、主婦の悩み、子どもの悩みなどそれぞれ得意分野を生かして対応してくれます。
左から子どもの発達に詳しい臨床心理士の坂牧先生、心療内科医の白井先生(一般診療も行う)、臨床心理士の原田先生。


※本誌掲載のため、こちらの写真はマスクを外して撮影しています。

さらに言語聴覚士や理学療法士もいるので、子どもの発達に関する不安や悩みにも幅広く対応。どんな些細なことも、抱え込まずにご相談を。






心療内科

シンガポール在住ママのお悩みに答えていただきました

Q1.とにかく癇癪が酷くて大変。発達の面で不安が尽きません。

お子さんの発達に不安がある方は、どんなことでも相談にいらしてください。お子さんが頻繁に癇癪を起す場合、お母さんやお父さんは癇癪に対応していくことに疲れ、感情的に怒って抑えようとしてしまうこともあると思います。癇癪の背景にはどんなことがあるのか、一緒に探り、それぞれのお子さんに合わせたアプローチを考えるお手伝いをしていきます。
(臨床心理士・公認心理師  坂牧円春先生)



Q2.癖で爪を噛んだり、髪を抜いてしまいます。どうしたらいいでしょうか。

このような癖は幼児期以降にみられ、始めは無意識に行っていますが、周囲から頻繁に注意されることで自覚する場合があります。しかし、注意や叱責ではなかなか改善しません。
対処として、①直接指摘せず、さりげなく他のこと(お手伝いや散歩等) に誘ってみる、②自分に合った置きかえのできる行動を探す、③不安や緊張などのストレスが要因であることも考えられるため、お子さんを取り巻く状況について整理すること、が大切です。
(臨床心理士・公認心理師  松永法子先生)



Q3.子どもの面倒を見ることに消極的な夫。どうすれば変わりますか?

ママ側にやむを得ない用事が入ったら(ときには用事を作って)、いっそのこと、ご主人にお子さんの遊び相手や面倒をお任せして、大変さを実感して頂きましょう。最初は、多少の気になる点は目をつぶりましょう。お願いした後は、ご主人に「ありがとう、助かったわ!」としっかり感謝の気持ちを伝えて。慣れてきたら少しづつ機会を増やし、ひと言づつ要望を伝えてみましょう。うまく行かない時は、どうぞご相談にお越しください。
(臨床心理士・公認心理師  原田舞香先生)



Q4.言葉の遅れが気になるのですが……

発達はその子によりスピードが異なります。また、育つ環境によっても異なります。言葉をあまり話さない、発音がはっきりしない、どもる、など3歳過ぎ頃から言葉に関して「あれ?他の子と比べて……」と親が心配になることも多くなります。いつ頃相談したらいいの? こんなことで相談してもいいの? と思うようなことでもお気軽にご相談ください。知的発達とのバランスを見ながら言葉の発達をみていきましょう。
(言語聴覚士  鈴木利佳子先生)



Q5.臭いや味、光、音に敏感で、ときには嫌がったり怖がることも。改善策はありますか。

お子さんの中には感覚の過敏さあるいは鈍感さが見られることがあります。
子どもの感覚の感度を機械のように調節することは難しく、他者と感覚の感度を比べることもできないので、お子さん自身が苦痛をうまく表現しにくいのです。お子さんがなぜ嫌がっているのか、その背景がわからずに「わがまま」と捉えて我慢するように強いてしまうこともあります。ですから、周囲の大人が工夫や環境調整をしてあげることが大切です。チクチクする洋服のタグを取ったり、ガヤガヤする店内ではイヤーマフや耳栓をするのも工夫のうちです。また予測できるとある程度、心の準備ができる場合もあるので、見通しを伝えることも大切です。
(臨床心理士・公認心理師  坂牧円春先生)



Q6.すぐにお友だちを叩いてしまったりと、トラブルをよく起こしてしまいます。

気持ちをうまく言葉で表現できていますか?言語発達面から考えると、言葉でうまく思いを表現できなかった時に、叩くなどの間違った行動をしてしまうことがあります。また、相手の言っていることの意味が十分理解できずに、誤解してしまってのトラブルもあります。気持ちをうまく表現できていないと感じた時は「こう言うと伝わるね」と言葉で表現する練習をするといいかもしれませんね。些細なことでキレやすいと感じる時は発達相談を受けてみてはいかがでしょうか。
(言語聴覚士  鈴木利佳子先生)



Q7.周りの子と比べると、お座りするのが遅い、ハイハイしない、まだ歩かない、など、発達の遅れが気になります。

特に0歳児時代は、個人差が大きい時期です。各運動獲得のおおよその目処の月例はありますが、あくまで目安にして頂けたらと思います。赤ちゃんは日々遊びの中で、自分の体への気付きや重心移動を学んで姿勢獲得や動く方法を模索しています。ちょっとしたきっかけで急にできるようになることも多くありますので、たくさん触れ合いながら様子を見てもらえたらと思います。運動機能だけでなく、アイコンタクト有無やあやした時の反応、おもちゃへの関心なども一緒に見てもらえるといいと思います。 あまりにも首座りが遅い、座れない、歩かないなど遅れが目立つ場合は、一度小児科など専門機関への相談をお勧め致します。
(理学療法士  重松美穂先生)






\ママ、ぜひ実践してみて/

心を穏やかに保つためのコツ

● コミュニケーションを楽しむ
家族以外の人と関わりを持つ(シンガポールの狭い社会で無理に親しい友人を作る必要はなく、昔からの友人や兄弟との対話を楽しむのも◎)

● ひとり時間を持つ
子どもの長期休みなどはとくに「ママ」も自分の時間を確保(1時間カフェに行くなど)

● 生活リズムを整える
決まった時間に起き朝日を浴びる、就寝前はスマホを見ないなど

● 生活にメリハリをつける
在宅ワークは移動時間などに気持ちの切り替えができないので、散歩や運動でリセット




診療科目

● 一般診療科 ● 予防接種 ● 心療内科(カウンセリング・言語療法)
● フットケアセラピー ● 鍼治療 ● 健康診断
● 各種医療検査(血液検査など臨床検査、上部消化管内視鏡、X線検査など)
※一般診療、予防接種以外は予約 ※予防接種は事前にワクチンの在庫確認をおすすめします




病院の情報

住所 120 Adam Rd(日本人会館2階)
電話番号 6467-0070(日本語)/6469-6488
診療時間 月・火・木・金 9:00~12:00/14:00~17:00
水 9:00~12:30
土 8:30~14:00
※土曜日の12:00~14:00は週末診察費が別途かかります
休診日 日曜、祝日
Webサイト www.japanese-clinic.com.sg
その他 ※日本人会非会員の方も受診できます

※2021年9月1日時点の情報です。


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