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「誰かの後押しがしたいのです」、異国の地で起業

Interview

Elements Training by Erika
BALANCE ACADEMY
代表・インストラクター
黒川 絵里佳 先生(Erika Kurokawa)



7歳から体操、新体操、バレエを始める。
東京女子体育短期大学で新体操の代表を務めるなど選手として活躍後、コーチとして1000人以上の新体操選手を指導。
2017年、シンガポールでバランスアカデミー創設。1児の母。




出産がターニングポイント
新体操を通して次世代の「後押し」をしたい

スレンダーなボディに、タイトなウェアを纏い、颯爽と取材場所に現れたErika先生。
6年前の出産時に30kg も激太りしてしまったなんて想像もできない健康美人そのもの!

下の写真は、産後太りから30kg減量したErika先生。
あの頃の自分には戻りたくないと、
自身の減量体験に基づき、綿密に計算された独自の運動メソッドを考案。




常に経験から学び、人生を切り拓いていくバイタリティー溢れるお話を伺いました。
「学生時代から新体操に人生を捧げ、ザ・トラディショナル・ジャパニーズとしてずっと日本で暮らしていた私ですが、2010年に新体操の先生としてシンガポールへ。カルチャーショックを受けました。そして新体操ひと筋で視野が狭くなっている日本の後輩たちに、世界の多様性を伝えたいと思うようになったんです


現在、Erika先生の活動の2本柱は、『大人のブートキャンプ』と、子どもの新体操をベースにした体操プログラム『バランスアカデミー』






どちらも息子さんの誕生がきっかけで、独自にメソッドを立ち上げたもの。とくに子どもへの指導方針はがらりと変わったとか。
「子どもが生まれる前の10年間は、コーチとして選手を上達させたい気持ちでいっぱいでした。でも今は新体操を通して身体能力を上げるだけでなく、 子どもたちの心を育むレッスンがしたいんです。自分の育児経験のなかで、子どもは自分で考えたことは楽しくやれることを学び、幼いお子さんでも『自分で考えるレッスン』ができる メソッドを考案しました」





Erika先生の躍進はさらに続き、バランスアカデミーで日本からインターンシップを迎え、若手コーチへの指導も始まっています。
「アスリートとして活躍し、コーチになった人材は視野が狭いことが多いんです。だからこそシンガポールに招き、世界の中で自分に何ができるのか考えるきっかけにしてほしい。その想いで、昨年アスリート向けの人材育成プログラムを発足しました。バランスアカデミーの幼児向け体操を習得して帰国した若手の就職先も開拓しています。実際に南青山の英国系プレスクールで教えている先生も。彼女たちには新体操を通して、子どもたちに世界の広さも伝えてほしいと願っています」





異国の地で起業し、パワフルな活動を行うErika先生。
キレイになりたい女性のトレーニングを手掛け、子どもたちの未来を応援し、若手コーチにエールを送る――「誰かの後押しがしたいんです」と語る彼女の夢は膨ら むばかりです。





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